ノートパソコンが壊れた

はじめに

こんにちは。うどんです。

今日は愛用しているノートパソコンが壊れた話をしようと思います。

2023/07/01 昼

サークル棟清掃があったので電通大に赴いたのですが、誰も来ませんでした。来たのは自分含めて2人だけ。世も末ですね。

2人だけじゃ何もできんということで清掃は諦めゴミ出しだけ行いました。

そのあと、2人で大学近くのラーメン屋に赴き、ちょっと事務処理を行おうとノパソを取り出したところ、事件が発生しました。

電源を投入したところ、ブルースクリーンが出てきて、

問題が発生したため、PCを再起動する必要があります。自動的に再起動します。

というメッセージが。なんかQRコードがあったのですが、再起動する気配がなかったので、迂闊な自分はとりあえず再起動しようと思って、電源ボタンを長押ししてみました。

ところが今度は電源投入時のロゴすら表示されず、画面が真っ暗なままで、CapsLockキーがなんだかチカチカしていました。

後から考えるとこの点滅が結構大事だったんですね。

しかし、やっぱり再起動を連続すればどうにかなる精神で再起動したところ、今度はチカチカすら消えてしまい、電源ランプのみが点灯している感じでした。しかも、PCが加熱し始めたので、ここでの対処は難しいと考え、とりあえず電源を落として持ち帰ることにしました。

対処

hpの公式サイトを参考にして、色々対処をしてみました。

ただ、どれも全く効果がありませんでした。画面に何か表示されることすらなかったので、BIOSがやられているように感じました。その他、ノパソが加熱していたので、起動処理ができず熱暴走しているのかなと思いました。

調べる過程で、こんなページを見つけました。どうも、hpのノートパソコンに何か問題が生じた場合、LEDの点滅でエラーの内容を表示するとのこと。

じゃあさっきの点滅はこのことだったんだ、と思って、点滅回数を覚えていなかったことを公開しました。その他、最初のブルースクリーンに表示されていた

とりあえず、これ以上は何しても無駄そうだな、と感じたので、修理に出すことも視野に入れ始めました。父親に確認したところ、まだ保証期間が切れていなかったらしいので、おそらく原因であろうメモリあたりを自分で弄るのではなく、修理に出したほうが良さそう、という判断です。

その後、しばらくした後に電源をもう一度投入したところ、点滅がまた始まっていました。今度は忘れずに点滅回数を確認。長く3回、短く2回だったので、メモリ障害の可能性がありました。

メモリを取り出し、取り付け直すことで復旧する可能性がありましたが、基盤を開けてしまうと保証が受けられなくなるので、とりあえず放置することにしました。

復旧

翌日の7/2に再び起動を試みたところ、問題なく起動しました。何だったんだマジで。

エラー表示が「メモリに問題がある」という意味だったので、取り付けてあるメモリの接触の問題だったのかな、と思っています。

とりあえず直ったので良かったです。修理に出す必要、ないしは買い替える必要があるとなったらかなり面倒なので。

ちなみに、中のデータが飛んだりするなんてこともありませんでした。

反省・まとめ

思ったより、PCには問題発生時のエラーメッセージが充実しているんだな、と感じました。

再起動に頼るばかりではなく、こういったエラーメッセージをちゃんと見ておくと、対処が楽な気がします。

特に今回の場合、下手に対処すると完全に壊れてしまう可能性すらあったので、運が良かったです。

ではまた。

RRR応援上映!

はじめに

こんにちは。うどんです。

皆さんは『RRR』という映画をご存じか?

インド発で、2022年秋に日本での上映が始まるや否や、『ムトゥ 踊るマハラジャ』がそれまで持っていた日本でのインド映画興行収入最高記録9億円を大きく超え、今では20億円を超えています。

また、公開から7か月を超えた今でも、日本での上映はロングランとして続いており、特にシネマシティでは未だに「終了日未定」です。まだ観てない人!そしてもう観てる人も!!ぜひ観てください!!!最高の映画体験ができます!!!!

シネマシティをご存じか?

さて、今回の応援上映の会場は我らが立川シネマシティのシネマTWO。

なんとこの上映館、一階aスタジオ前に「RRR特設PHOTOGRRRAPHコーナー」が用意されています!!!ここでは、ビームとラーマの立て看板とともに記念撮影を行うことができます!!ファン必見ですね。

撮影される筆者

さらに売店ではRRRのパンフレットや各種グッズを購入することが可能!!食べ物飲み物のついでに購入しましょう。

そして!「創造神」S・S・ラージャマウリ監督、ビーム役NTR.Jr、ラーマ役ラーム・チャラン三人の「直筆」サイン入りのポスターも展示されています!!これを見ておかないことには始まりませんよ。

直筆サイン入りポスター

応援上映って何?

V8Japan絶叫上映企画チームの方々が企画してくださった、「RRRのための」応援上映です。

応援上映という形態は結構普及していて、簡単に言えば「声を出して」「推しキャラを応援しつつ」「映画を楽しむ」というものです。この映画に限らず、名探偵コナンの映画や、小さい子向けではアンパンマン劇場版でもこの形態が取られています。

ただ、この映画はインド映画。ただの応援上映では終わりません。以下の事が全て「可能」!!!

  • 声出し
  • 推しへの声援
  • Naatu、Etthara Jendaのシーンでの「スタンディング」

素晴らしい!!

ただ、以下の事はNG!!

  • 映画に関係ない事を喋る
  • 罵声、悪口、差別的発言など
  • ネタバレ発言(初鑑賞の方への配慮)
  • ずっと叫び続ける
  • 自分の席から離れてのスタンディング鑑賞

ルールを守って楽しく応援上映!!

参加してた人たち

コスプレしてる人は結構いました。シータの恰好や、ナートゥ時の主人公たちの服装(もちろんサスペンダー完備)、戦闘時ビームのリストバンドなど。ターバンの人もいましたね。なんと特別捜査官(赤服のあれ)のコスプレをしている人も。

V8Japan絶叫上映企画チームの方三人はそれぞれ「エンドロールのラーマ」「シータ」「ヴェンカタの弟子」のコスプレをされていました(参考ツイート)。

コスプレとまでは行かずとも、RRRTシャツを着ている人は結構いました。こういう自分もRRRのロゴ入りTシャツを着て参戦しました。

推しキャラの缶バッジを満載した痛バッグの人もいました。すげぇ。

あと、お盆(ドラムの代わりにしてたあれ)とバチを持ち込んでいる人もいました。ガチ勢すぎるだろ、、、

映画前のあれこれ

スピーカーからはBGMが流れていました。コムラム・ビームとかDostiとか。聞き覚えしかありませんね。

スクリーンの前にはビームとラーマの立て看板が。記念撮影をする方の姿もありました。

W主人公

上映前に、スタッフの方からの注意や、上映ルールの説明などがありつつ、RRRトークに花が咲きます。応援の練習もここで行われました。

タンバリンや「メリケンサックみてーな鈴」など、応援アイテムの配布も完備!全員には行き渡らなかったものの、会場は応援の音で一杯になりました。

そして、いよいよ上映開始!「飢えた我が血の最後の一滴まで」「使命に向かって突き進む」ことをみんなで誓います!!掛け声は「装填・狙え・撃て」!!!最高。

Load!! Aim!! Shoot!!」と10回くらい叫び、観客の気持ちが一つになったところで、一気に照明が落ち、シネマシティのいつもの和音とともに上映スタート!!

今回はいつもの映画泥棒の話とかもなく、いきなりRRRです。

シーンごとの感想

RRRは見どころしかない映画なので、ほぼ全てのシーンで書くことがあります。長いですがお付き合いください。主にシーンの概要と観客の反応を書きます。

当然ですがネタバレ注意!!!!!!!!!!

オープニング

まず、TWINのロゴが出てくるとこから歓声すごかったです。配給会社だもんね。

そして、いつものDVVのムービーが流れ(ここも歓声がすごい)、簡易スタッフロールが始まります。

特に、音楽のM・M・キーラヴァーニ氏のとこ、そして「創造神」SS・ラージャマウリ監督の名前が出るところの歓声がすさまじかったです。

STORY

いつか帰る場所、リスポーン地点としておなじみの「アーディラバード地方の森」が映ります。

キャサリン登場シーンは特に反応なかったです。不人気か。

対して、やはり「最高の悪役」スコット提督の登場シーンは歓声がすさまじかったです。故レイ・スティーブンソン氏を偲び、「ありがとう」と叫ぶ声も。

そしてマッリが連れ去られ、マッリの母ロキが殴り倒されるシーン。お金をもらうシーンで「良かったね~」と言っていた観客も、マッリが連れ去られるところでは「何だって~!!」「ちょっと待て!!」と動揺を隠せていませんでしたw

ロキが木の棍棒で雑にぶん殴られ(「止めて~!!!」)、倒れ伏すシーンで、シーンは切り替わります。

FIRE

ロゴが出た瞬間、観客のテンションは一気に上昇。みんな「彼」のターンであることを理解ってます。

リスポーン地点その2、デリー郊外。

活動家の開放を求めるデモに「応援を頼む!!」と叫ぶ警察署長。「7時間耐えてくれ」という無茶振りに、「長いよ!!!」という観客の突っ込みが。

デモ隊に威圧され、警官たちが怖気づく中、たった独り毅然と立つ男が。

観客の歓声とともに、彼の顔が映ります。炎の男、ラーマ。

デモ隊のリーダーを逮捕しろ!という署長の指示を受け、彼は颯爽とデモ隊に飛び込みます。

石で頭を殴られても、各方面から組みつかれても、彼は一瞬たりともひるまず、強引かつ冷静な戦い方でデモ隊を圧倒し、観客の声援とともにデモ隊リーダーを拘束し、署長に引き渡します。

帰還したラーマに対し、「お疲れ様!!!」「お帰り!!!」という声が。その後顔を洗うラーマに対して歓喜の声を上げるガチ勢たちの声も。

その後、特別捜査官選抜の会があるわけですが、ラーマは多大な功績を上げたにも関わらず不採用になってしまいます。これには観客からも「デタラメだ!!」「評価基準を見直せ!!」という厳しい声がw

フランク・プールとかフィリップ・アンダーソンが呼ばれるとこで拍手してたのすき。あと一人名前忘れちゃいました。

その後の筋トレシーンでテンションアゲアゲなラーマガチ勢多かったです。筋肉美しいですからね。

ラーマが叫ぶとこでみんな叫んでいました。うおおおおお!!もちろんサンドバッグを破壊するとこでも。

WATER

ここでも、ロゴが出てくるところから観客のテンションはマックス。

ニザーム藩王国の特使アヴァダニがエドワードにマッリの返還を勧め、観客から「忠告ありがとう!」という声が上がります。

取り合わないエドワードに対し、アヴァダニが発した「羊飼い」というワード。これが出た瞬間から、ビームガチ勢の方々のテンションは最高潮です。

そして場面はデリー郊外の森へ。ビームが映るとこからもう歓声すごかったですが、ジャング・ラッチュ・ペッダイヤそれぞれにも歓声が上がっていました。サブキャラに優しい。

ジャングの鳥の鳴き真似を真似してる人いました。

虎と向き合うビームが叫ぶめちゃくちゃかっこいいシーンがあるんですが、そこでもみんな叫んでいました。うおおおお!!

ビームがムキムキの筋肉を存分に使い縄を引き絞るシーンでも歓声がすごかったです。ファンにとってはサービスシーンでしかない。

その後結局縄が切れ、虎を眠り薬で眠らせます。薬をパスしたジャングに対し賞賛の声が。

そしてビームはアクタルに姿を変え、デリー都市部に戻ります。彼の仕事はバイク整備士。

そこに、スコット邸で働くロバートがやってきます。彼の迷言「Kicking, Kicking, Kicking,...」に観客の合いの手が入ります。

アクタルに一瞬でバイクを直され、連れに笑われるロバート。「可愛い!」「ドジっ子!」みたいな観客の声とは真逆に、ロバートはアクタルに逆ギレします。

それでもビームは「かくまってくれる親方たちに迷惑」という理由から反撃をしません。そんな彼の態度には観客も「優しい」と言わざるを得ません。

少年救出

場面は総督府の中、会議室に。アヴァダニ特使の発言に対し、一応の対策会議が開かれています。

デリーに何者かマッリを取り戻そうとするやつがいる、それ以外の情報がないというエドワードに、「何だって?!」「エドワード仕事しろ!!」みたいな突っ込みが。そのあとエドワードがこっち目線で「聞こえてんぞお前ら...」みたいな顔してるとこまで面白かったですw

キャサリンは、「こいつを生け捕りにしたら特別捜査官の地位を与える」と提案。そこにあの男が名を上げます。それはもちろんラーマ。

キャサリンはそれを認め、ラーマは叔父のヴェンカテシュワルルと共に対策会議を開きます。デリー全域を捜さず、スコット邸の周囲に捜索範囲を絞り、そこで反英分子の集会に潜り込みめぼしい人物を捜すというラーマの方針に、観客は「賢い!!」「IQ200かな??!」と叫びます。

その後、ついにメインヒロインの一人、ジェニーが登場します。労働に参加しようとしたところ、ジャングはIDを忘れて(そもそも持ってなかった可能性あり)しまい、「そういうことある!」「気にすんな!」と励ます観客の声も虚しく担当警官にボコボコにされてしまいます。

そんな彼を助けたのが、ジェニーでした。ジェニーファン歓喜。ビームは彼女を気に入り、スコット邸に入る際のきっかけにしようとします。

その後、反英分子の集会で「スコット暗殺」を謳い注目を集めたラーマは、それを聞いたラッチュに声をかけられます。彼について「兄貴」の元へ案内してもらおうとしたラーマは、検問を通る際敬礼をされてしまい、ラッチュに逃げ出されます。ここの「何やってんだよ...」って感じのラーマの顔好き。

ラッチュが逃げた時、橋が引きになるんですが、ビームがいた方の岸に階段がついてるんですね。ラッチュもここを通ったのかも。あと、ここで「母なるインドを讃えよ!」ってちっちゃく言ってる人たちに対して合いの手を入れる観客がいました。こまけぇ!

結局ラーマはラッチュを取り逃がし、ビームも警官が近くまで迫っており危険だという事を知ります。

そんな時、橋を走っていた石油輸送列車が突如爆発し、ビームが釣りを頼んだ男の子の船が炎に包まれます。慌てて救出方法を捜すビームの姿を見つけ、橋の上から手を上げ彼を呼ぶ男が。ラーマです。ここみんな手を上げてて面白かった。あと筆者はここでラーマが取るハンドサインが大好きです。

そして、序盤最大の見せ場、「決死の少年救出シーン」が始まります。ビームはバイクに、ラーマは馬に乗り、ラーマの指示の元、縄を体に結んで橋の両サイドから少年を挟む形で飛び込みます。旗を取るラーマに声援が上がり、二人は少年をギリギリの所で救いあげます。「ナイスキャッチ!」

ビームはラーマから受け取った旗で爆炎から身を守ります。そして炎から出て来るとともに、固く手を結ぶ二人。観客のテンションは最高潮です。

ラーマだ!!」「アクタル!!」2人の名乗りとともに、タイトルロゴが出現します。うおおおおお!!!

第一部

Dosti

「友情」を意味するこの曲が流れる中、2人の友情が描かれます。食事シーンで「おいしそう!!」って言ってた人いました。自分は2人で羊飼いの少年から逃げたり、汽車の両サイドで謎にジャンプするシーンが好きです。

ラーマが故郷に残してきた恋人の話をするシーンで叫ぶラーマガチ勢ネキがいました。

あとここのデカい肉運んでるアクタルとそれを見て「あれで足りる??」と言ってるヴェンカテシュワルルすき。これ、のちの動物襲撃の時の動物の餌なんですよね。

木の枝での懸垂シーンや木の下でのスクワットシーンはのちの伏線になっていることも相まって、おおおおお!!って声が多かったです。ちょいネタバレ。

ジェニーとの再会

2人はバイクに乗り、街を巡ります。アクタルはラーマがいつも何かを持って人と話をしているのを疑問に思います。ラーマはラッチュの似顔絵を持っており、彼の情報を捜しているわけですが、それは結局アクタルの目に入らないうちに汚れて使えなくなってしまいます。

そんな時、2人の前にジェニーの乗る車が現れます。ラーマはアクタルにバイクで車の前に出ることを指示し、つかみ取りしておいた折れ釘を使って車をパンクさせます。「さすが兄貴!!」「頭いい!!」

そして、ラーマの嘘通訳シーンが始まります。ラーマはアクタルが英語を話せないことを利用し、上手く話を誘導してジェニーがアクタルのバイクに乗るような状況を作ります。流石兄貴。

その後2人は市場に出て、買い物を楽しみます。言葉が通じないながらもなんとか会話をする2人。家に行きたいと言うアクタルに、「積極的!!!」という声が。アクタルはジェニーの名前を「マダムハ・ヤメテ・ジェニーヨ(Don'tcallmemadamsir pleasecallmejenny yes)」と間違えてしまいますがw

しかし、ジェニーが家にいる女の子、「マッリ」の名前を出した瞬間、流れが変わります。アクタルは慌ててバングルを作り(何か言葉をデザインしたんですかね)、ジェニーにそれを手渡します。

そこで、ジェニーに迎えがやってきます。「現地人との接触は危険」という警備員に、観客は「そんなことない!!」と反論します。ジェニーはアクタルにパーティの招待状を手渡し(「良かったね~!!」)、その場を去ります。

ダンスパーティ

ラーマの家に戻ったアクタルはジェニーとのひと時を彼に報告します。そこで名前の勘違いを訂正してもらいます。

ラーマは招待状を読み、初対面で誘われたことに驚きつつパーティがもう始まっていることに気づきます(部屋の中に日めくりカレンダーがあること、今回気づきました)。そのまま行こうとするアクタルを止め、彼の服装を整えるラーマ。

ちゃんとした服装に着替えたアクタルはラーマとともにダンスパーティに乗り込みます。正規の手順で入場する2人。ラーマはアクタルとジェニーを2人きりにし、2人はダンスを始めます。

ここで、先ほどジェニーを誘ったもののアクタルに彼女を取られたジェイクが登場し、アクタルに足をひっかけて転ばせ、ダンスマウント+人種差別発言を始めます。ヘイトを稼いでいく。

ジェイクは憎まれ役ですが、決して完全な悪ではありません。実際ダンスの才能には素晴らしいものがあります。みんなそれを理解しているので、タンゴ・スイング・フラメンコを踊るとこでは手拍子と拍手を忘れていませんでした。

そして、お盆が転がるシーン。転がり始めから「おお~~??」という煽りが。

お盆を蹴り上げ、ドラムを叩く男。ここで観客のテンションは最高潮に達し、お盆やタンバリンの音が鳴り響く中、ついにあのセリフが登場します!!!

Not Salsa, not Flamenco, My brother.

Do you know... 『Naatu』?

うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!

もちろんご存じな我々は、ここで立ち上がります。前半の名場面、Naatu Naatuがここでスタート!!

汗が噴き出すシヴァ神の踊りを我々は踊ります。みんなで上着脱いだりネクタイを緩めたり「Naatu!!!」と叫んだりしていました。最高すぎるこれ。

ジェイクの「You too, OUT!!」やジェニーの「GO!!」などももちろんみんなで叫びます。サスペンダー装備の人はこの後のサスペンダーダンスをめっちゃ踊ってました。

そしてダンスは最大の見せ場、ダンスバトルパートに。観客も周りの迷惑にならない程度に足を振りダンスバトルを楽しみました。

ジェイクが乱入するとこでラーマとともにサムズアップしたり、ジェイクが脱落するところで主人公たちとガッツポーズを取ったりしていました。

そして激しい一対一の攻防。我々も体力のつづく限り踊り続けます。

終わった後、疲れ果てた我々は座席に座り込みました。

マッリとの再会

疲れ果てたアクタルはラーマに背負われていましたが、そこに通りかかったジェニーに屋敷に誘われます。そして車の塗装からラッチュの手がかりを得たラーマは塗装工の集まる場所へ出向きます。ラーマは「ラッチュ逃げろ!」という観客の声もはねのけついにラッチュを捕まえました。

アクタルはロバートの追及を躱し、ジェニーと会話を楽しんでいましたが、やっぱり言葉が通じない。しかし、そこに聞き覚えのある歌声が(ここ、音響が良く左側から良い感じに聞こえてきます)。

アクタルはジェニーをごまかして部屋を抜け出し、マッリの元に急ぎます。つかの間の再会。アクタルは彼女を歌でなだめ、次来た時必ず助けることを誓います。

屋敷から帰宅したアクタルは力づくで屋敷からマッリを救い出すことを誓い、仲間を集めます。

しかし、ラッチュはラーマからの拷問を受けていました。「ラッチュ耐えろ!!」「頑張れ!!」「俺たちがいるぞ!!」という声が。しかしラーマは無慈悲に棒を取り、ラッチュの指を折ります。「怖いけど顔が良い...!!」とガチ勢ネキ。

その後ラーマは故郷に残した恋人、シータの事を思い出します。シータ初登場シーンなので歓声が上がります。

その後ラッチュは暗闇の中で蛇を見つけ、それをなんとか捕獲します。蛇の鳴き真似をする人がいたほか、「マルオアマガサだ!!」って言ってる人がいました。ネタバレや。

ラーマは隙を突かれ、投げ込まれたヘビに噛まれ余命一時間を宣告されてしまいます。ここまで秘密を守ろうとするラッチュからもう何も聞き出せないことを判断したのか、ラーマは彼を開放し、ふらつく足でその場を去ります。

彼が向かったのは今まさにスコット邸襲撃の作戦会議をしているビームの元でした。観客はビームに「後ろ!!後ろーー!!!」と叫びます。

その場を去ろうとしたビームは、ラーマが叩くNaatuのリズムで彼の存在に気づきました。観客からも「気づけ!!!」「あのリズムだ!!」との声が。ビームは急いで解毒薬を調合し、大切な契り紐さえ彼に渡し、全力で彼を介抱します。

荷台を押してラーマ宅に彼を運んだビームは彼に自分の正体を明かし、秘密を作ったことを詫びてその場を去ります。

兄貴との日々は俺の宝だ!

友情か、使命か

ビームが去ったあと、ラーマは病み上がりの体で無心にサンドバッグを叩いていました。どの姿勢を取っても、思い出すのはアクタルとの日々。隣のお姉さんは号泣していました。

彼はやりきれない気持ちを拳に込め、無心で壁を殴りつけます。そして血まみれになった手を見て、かつての父の姿を思い出しました。

スコット邸襲撃

スコット邸では、彼のナイトの爵位を祝う盛大なパーティが開かれていました。そこにはジェニーの姿も。

門の前で、ジャングは木の上に乗り、トラックのハンドルを握るペッダイヤを待たせていました。

トラックの準備が整うと、ジャングは「一つ目の木の門が閉まり、二つ目の鉄の扉が開く」瞬間を聞き分け、ペッダイヤに指示を飛ばします。

トラックは急加速し、門をぶち破ってパーティ会場に突入します。

ペッダイヤはドリフトをかけ銃弾から身を守り、ジャングは荷台を包む布を取り払います。そして、水の男、ビームとその仲間---森の猛獣たちが解き放たれます。ここで観客のテンションは最高潮。

パーティ会場は猛獣に支配され、ビームはジェニーを助けつつ警備兵を殴り倒し、ロバートも圧倒して重傷を負わせ、彼が持っていた屋敷の鍵を手に入れます。

扉に向かおうとしたビーム。そこに「アクタル!!!!」という声とともに馬車に乗ったあの男が現れます。ラーマです。

ラーマは使命を優先し、彼に降伏を呼びかけます。混乱し、従わないビームに、ラーマは容赦なく攻撃を加え、彼の手から鍵を取り落とさせます。

下水道に落ちてしまう鍵。それを見たビームは迷いを捨て、ラーマとの激しい肉弾戦を始めます。

屋敷の庭の設備を破壊し、利用し、炎と水をぶつけ合う戦い。ビームはラーマが虎を対処した隙を突き、縄で屋敷をよじ登り侵入を図ります。

屋敷を立体的に利用し(ここで多点着地するビームすき)、マッリのいる所の真上に辿り着いたビーム。飛び降りようとしますが、ギリギリの所でラーマに阻止されます。激しい殴り合いの中、ラーマが攻撃を止めてしまいます。その隙を突きビームは石の爪をラーマに突き立てますが、急所を外してしまいます。そしてビームは屋上から飛び降りようとしますが、契り紐を使ってラーマに補足され、宙づりにされてしまいます。

スコット提督がマントを翻しマッリに銃を向けるめっちゃかっこいいシーンが入り、ビームは兵士たちの銃口にさらされてしまいます。マッリを人質にされ、何もできなくなってしまったビームは、彼を引き上げるラーマに殴りかかる事しかできませんでした。

第一部完!!!観客の歓声とともにINTERRRVALが始まります。

INTERRRVAL

おなじみ休憩時間。スピーカーからは『バーフバリ』のBGMが流れ、ラージャマウリ監督作へのステマが忘れられていませんでした。スタッフさん曰く脳内再生余裕らしい。バーフバリ履修しなきゃ、、、

一時的にいなくなっていたビームとラーマの立て看板も再登場し、記念撮影をしている人もいました。

また、余った楽器の配布が行われ、自分はここで青色の鈴を借りました。

第二部

ラーマ過去編

ビームの公開処罰が決まる中、ラーマは特別捜査官の地位を得ます。観客は複雑な気分に。

ラーマは良いライフルを得て、射撃演習を始めます。彼の脳裏には幼き頃の事が浮かびました。

彼の父ヴェンカタはかつて警察官でしたが、圧政に抵抗した村長の命を「銃弾一個より軽い」と説き、ハンマーで苦しめながら殺させたスコット提督(この時、「(銃弾の価値を)教えて~!!」という声が)に反発し、武器を持って脱走した経歴がありました。

彼は弟ヴェンカテシュワルルを警察に潜り込ませるとともに、ラーマを含めた村の男たちに戦闘訓練を積ませていました。ラーマの子供時代に「かわい~~~!!!」と叫ぶ声も。

ヴェンカタは「本物の銃を撃ちたい」と話す弟子に対し、かつてのスコットの言葉を引用し、「一発も銃弾は無駄にできない」ことを説き、必ず全村人に武器を渡すことを誓います。

ある日、ラーマが肩を痛めていたことに気づいたヴェンカタは、シータからラーマが射撃の天才である証拠を見せられ、彼の才能を認めます。しかしそこに、無慈悲なイギリス軍の銃弾が襲い掛かりました。

次々と虐殺されていく村人たち。ヴェンカタは冷静に反撃を加え、村人を逃がします。しかし、ラーマによる弾薬補充といった援護も虚しく、数の暴力に負けて負傷してしまいます。

そこで彼はラーマに銃を握らせ、銃弾の価値を示させます。冷静に、正確にイギリス兵を倒していくラーマ。しかし、逃げ遅れたラーマの母と弟が、イギリス兵によって撃ちぬかれてしまいます。

2人はまだ助かるかもしれない。しかしヴェンカタはラーマに射撃を命じます。作戦を破壊されたイギリス兵は、いったんの退却をします。

ヴェンカタは銃ひとつでもイギリス兵を退却まで追い込めたことから、全ての村人に銃を握らせ、この国をイギリスから解放させることをラーマに誓わせます。

ラーマが戦う理由は、ここにありました。ラーマは恋人を残してまで故郷を出て、目的まであと少しの所まで来ていました。しかし、彼の心は晴れません。恋人シータに宛てた手紙には、親友ビームを裏切ったことへの後悔の念が綴られていました。

ビームの公開処罰

ビームは公衆の面前で拘束され、鞭打ちの刑に処されます。ラーマは罪悪感を押し殺して彼に鞭を当てます。観客からはビームを励ます声が。ラーマは鎖を引っ張ったりしてビームを跪かせ、降伏させようとしますが、ビームは折れません。

痺れを切らしたキャサリンは、どこから調達したのか(自前?観客も「どこから取ってきたんだ!」と突っ込んでいました)釘が沢山刺さった鞭をラーマに投げ渡します。「なんてこった!!」と悲鳴を上げる観客。ラーマもビームに降伏を勧めます。

そこに吹く一条の風。ビームの頬に一枚の葉が当たり、彼に「ビーマ神」が乗り移ります。流れる「コムラム・ビーム」。ビームに鞭が当てられ、血の川ができます。さらに宙づりにされても、殴られても、ビームは全く折れません。しかし、ビームはついに血の海に倒れ伏してしまいます。

しかし、彼の歌と行動は、民衆を動かしました。ビームが倒れるとともに叫び声を上げて警官隊に突っ込む民衆(と観客)。会場は大混乱に陥ります。ラーマはビームを担ぎ、その場を去ります。

その夜、ラーマはヴェンカテシュワルルから次の武器管理役に任命されたことを伝えられますが、目的を果たせるその時でも、民衆を武器ではなく心で動かしたビームのことを考えていました。彼は自分の命を投げうってでも、ビームとマッリを救い出す事を誓います。ここで隣のお姉さんがまた号泣していました。

ビーム救出

ビームを処刑しろ!ってスコット提督が指示するシーン。スコット提督の言葉にアクセントが入るところで合いの手を入れる集団が。最高のファンですね。

あそこ、ラーマがどう考えても英語使ってないんですが、スコット提督は意味わかってるんですかね。多分ビームの反応を見て脅したんだな~ってのは推測できると思うんですが、その後処刑場変えません?ってラーマが言うときにもラーマはテルグ語使ってるんですよね。ちょっと疑問なシーン。

ラーマは武器管理役の権限を用い、処刑場に移送する銃に細工をして撃てないようにします。ヴェンカテシュワルルは隙をついてビームにカミソリの刃を渡すことに成功します。

スコットはラーマと握手した際に彼の手に銃に細工をした証拠であるサビが付着していることから彼に疑念を抱き、処刑場までの道中で木を倒すことで暗殺を仕掛けてたラーマに対し、倒れてきた木で車が破壊されたのも物ともせずとんでもない威力とエイムの銃でラーマの車を事故らせます(ここの歓声すごかったです)。

事故ったラーマは背中に木の枝が刺さるという重傷を負ってしまいますが、自分を生け捕りにしようとする兵士を倒し、逃げるマッリを護衛します。

その時ビームは縄を解いていました。華麗な足技で銃を奪い、護衛の兵士を銃が撃てない隙をついて殴り倒し、マッリの元へ急ぎます。

ラーマはマッリ越しに無理やり銃を直してビームを狙う兵士を狙撃しますが、マッリを狙っていると勘違いしたビームに殴り倒されてしまいます。「違うんだビーム!!」と悲鳴を上げる観客の声も虚しく、ビームは彼にとどめを刺そうとしますが、やはりできませんでした。

マッリを抱えて逃げるビームを、ラーマは最後まで守り通します。大勢の兵士を足止めし、地平線の向こうへ2人が逃げるまで耐え続けたのでした。

明らかとなる真実

ビームは数か月逃げ続けていましたが、イギリス軍は彼らを執拗に追いかけまわします。捜査の手はそこまで迫っていました。ここ、軍の行進の音に合わせて鈴鳴らしてる人がいて面白かったです。

ラーマは生け捕りになってしまい、牢屋で手を縛られ最低限の食事しか与えられないという酷い扱いを受けていましたが、彼の目からは光が消えていませんでした。牢屋で筋トレをし、総督府を、そしてスコットを睨みつけるラーマ。彼は飢えた我が血の最後の一滴まで使命に向かって突き進むことを誓っていました。そしてラーマと我々はスコットに対し「Load Aim Shoot!」と叫びます。

その後独房にぶち込まれるわけですが、雑に投げ込まれて膝を痛めても筋トレを続けるラーマに、「希望を捨てるな!!」「俺たちがついてるぞ!!」と叫ぶ声が。諦めるなラーマ!!

ハトラスに潜伏してるビームが「ここに来て二日」って言ったとこで「二日好きだな!!!」って言ってる人がいました。たしかに!!その後のラーマの処刑までの残り時間も二日だし。

マッリがお腹空いたと言ったとき、「私も~~!!」と言っている人がいました。

警察のガサ入れに対し、シータが助けてくれるシーン。シータの献身を賞賛する声の中、ビームは彼女からラーマの過去とその使命を知ります。

ヴェンカタからラーマが使命を継いだあと、ヴェンカタは四方から迫るイギリス兵の前に出て行き、ラーマに最後の銃弾で自分に括りつけた爆弾を狙撃させ、兵を道連れにして爆死したのでした。

それを知ったビームは自分の無知を恥じ、必ずラーマを救い出してシータの元へ彼を帰すことを誓います。

ラーマ救出

久々の登場をしたジェニーの協力(鞭打ちをした時点で叔父たちのことは見限っていたんでしょう)を得て、ビームはラーマのいる独房に辿り着きます。

ラーマの正確な位置が分からない中、ビームはあることを思いつきます。それはあのリズムを地面に伝えることでした。

「ダンダダダンダン」あの友情の象徴、Naatuのリズムが、ラーマの耳に入ります。「このリズムは!!」という観客の声に応えて、ラーマは必死で壁を叩きます。ビームはそれを聞き逃さず、ラーマの元へ辿り着きました。

無知を恥じるビームを許し、励まし、ラーマは彼からシータのペンダントを受け取ります。ここに揃うペンダント。隣のお姉さんは号泣していました。

ビームは彼を救い出す誓いの元、力ずくで独房の扉を引きちぎり彼を自由にします。うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!

そして!!友情合体!!史上最強の肩車が完成します。観客のテンションは最大レベルに引きあがります。

兵士から銃を奪い、圧倒的な力で兵士を跳ねのけた二人は、ビームの跳躍力とラーマの腕力で監視塔の頂上に登り、そこから壁を飛び越え森に逃げるのでした。

エドワードから状況を報告されたスコットは、確実に殺すための特殊部隊の派遣を決定します。

最終決戦

森に逃げ込んだ2人は、ラーマ神の祠で休息を取ります。ビームはラーマ神の石造から弓矢と旗、そして染料をもらい、ラーマの治療がてらそれらを彼に持たせます。今後を知っている観客のテンションは上がっていきますね。

水場で水を飲むビームに特殊部隊が迫りますが、ビームが撃たれる直前、矢がビームを救います。どこからか飛んでくる矢。特殊部隊は次々と倒されていきます。その隙を突き、ビームはその場から逃れます。

特殊部隊は闇雲に反撃しますが、当然2人を殺すことはできません。エドワードは慌ててスコット提督に報告しますが、彼にお叱りを受けてしまいます。彼がエドワードに言う「愚か者!」をシンクロして叫んでる謎の集団がいました。なぜそこww

その後、闇の中から「エドワード!!」と叫ぶ声が。観客のテンションが上がる中、エドワードは探照灯を声のする方に向けさせます。そこには光輝を放ち火矢を番えるラーマの姿が。彼には父ヴェンカタとラーマ神が憑いていたのです。

曲が流れる中、ラーマは火矢で森を焼き、怯むイギリス兵を次々と射殺していきます。ここから我々は叫びっぱなしですね。

ラーマはビームに槍を射抜いてパスし(この時跳弾で一人射抜いています)、ついにビームも参戦!ビーマは強靭な戦士、驚異の跳躍で敵をたたく!!

ビームは槍でバイクを爆発させ、ラーマは敵から奪った手榴弾を矢で放ち部隊を爆破します。観客の歓声とともに、2人は圧倒的な力で特殊部隊を全滅に追い込みます。

ラーマに一発当てたエドワードも、結局ビームの槍で貫かれ殺されます。さらばエドワード。ラーマの負傷もかすり傷程度でした。

ビームはバイクを、ラーマは馬を部隊から奪い取り、総督府に進撃します。スコットの指示で撃ち込まれた砲弾も物ともせず、ラーマのハンドサインの元ビームはバイクを総督府に突っ込ませ、ラーマの火矢でそれを炎上させます。

バイクは総督府に突入し、貯蔵されていたTNTを大爆発させます。T!N!T!哀れ総督府は大爆発してしまい、崩壊してしまったのでした。

この爆発でスコットらは真下の会議場まで落ち重傷を負ってしまい、キャサリンは鉄条網に巻きつかれ血まみれになって死ぬという皮肉な最後を迎えてしまいます。

ラーマは残った兵士を撃ち抜き、ビームは運んできた銃の箱でラーマを狙う兵士を倒します。スコットは銃で反撃を図りますが、ラーマに右腕を撃ち抜かれ、瓦礫にくぎ付けになってしまいます。

ラーマは彼に銃弾の価値を説き、奪った銃弾をビームに手渡し銃に装填させます。

Load Aim Shoot!!

スコットは心臓を撃ち抜かれ、その生涯を終えます。彼の血はイギリスの国旗と「太陽の沈まぬ大英帝国」というスローガンを紅く染めたのでした。

2人はトラックを奪い、銃を積み込むと、仲間たちの元へ戻ります。シータにラーマを返す誓いを果たしたビームは、合流していた三人の仲間、匿ってくれた家族、そしてジェニーとの再会を果たします(ジェニーと抱き合うシーンでビームガチ勢ネキが叫んでいました)。

ラーマはヴェンカテシュワルルに使命を果たした事を報告し、ビームに何かお礼をしたいと話を持ちかけます。彼の望みは「読み書きを教えてほしい」ということでした。

ラーマは旗に自分の血で「水と森と大地を」と書き込み、ビームとともにその旗を高く掲げるのでした。

血が騒いだら、旗をあげろ!!

エンディング

エンディング、『Etthara Jenda』でもスタンディングが可でした。

立つタイミングはラーマとビームが旗を上げるとこ。みんなガチ勢なので、テルグ語でも問題なく歌いあげます。

シータ、ヴェンカタ、ジェニーが出てくるとこはどこも歓声すごかったです。特にシータにはガチ勢の方々が「かわい~~~!!!!」と言ってました。

ラーマが村に帰るシーンで歓声が上がります。彼は立派に使命を果たしたのでした。ロキ生存確認シーンでも「良かったね~~!!!」「ロキ~!!」と歓声が。

ビームとラーマがターバンを巻くところで、自分もターバンを巻いている人いました。なんと落ちてくるとこから完全再現。タイミングも完璧でした(ターバンの余りを後ろに送るとこまで)。

ひときわ歓声が上がったのは、我らが「創造神」SS・ラージャマウリ監督登場シーン。そこでテンションが最高潮になります。

そして最後のムルムルムルムルのところ。最後のポーズを劇場の皆と取ることができたのは最高でした。あそこでテンションマックスのまま映画終われるって最高ですね!!

感想

色々感想があるのですが、良かったところだけでなく気になったところもあったので、分けて書きます。

応援上映・良かったところ

何といっても歌って踊れることですね。aスタジオ満員でナートゥダンスバトルできるの最高すぎます。

あと、自分的にはNattuよりEtthara Jendaの方が好きなんですが、そこでもスタンディングOKでみんなで踊れて最高でした。

インド映画の良さは「とにかく踊る!歌う!!」なところなんですけど、それを自分たちも体験できる!!なんていい経験!!

あと、みんなのテンションが上がる所に注目することで、「監督はどこで盛り上げるように映画を作っているんだろう」のような、「映画の構成」の勉強にもなりました。

総じて、とても有意義な時間でした。またこの応援上映参加したいです。

応援上映・気になったところ

ライブとかでよくあるんですが、滑ってる人結構いました。でも、よくあることなので。

不快になったことは特になかったです。多少「自分の席から離れてスタンディング鑑賞」をしてた人はいましたが、スタッフの方の注意ですぐやめたので誤差レベルですね。

隣のお姉さんがラーマ関係のシーン(ビームの正体を知ったシーン、ビームを逃がすシーン、ビームに助けられるシーン)でめっちゃ泣いてました。良い映画の証拠!

これすれば良かった

あんなすぐ席が埋まるとは思わず、かなりギリギリで予約してしまいました。もう少し真ん中が良かった。

あと、でかいポップコーンにしたんですが邪魔ですね。飲み物だけにすべし。Naatuに入る前に急いで食べました。空になったやつは足元に置いておき、INTERRRVAL中に捨てました。

レイ・スティーブンソン氏を偲んで

この応援上映の前、突如スコット提督を演じたレイ・スティーブンソン氏がお亡くなりになりました。

この作品以外にも、「マイティ・ソー」シリーズや「パニッシャー」など、アメコミ作品などにも出演していらっしゃった方で、突然の訃報に驚きが隠せませんでした。

応援上映スタッフの方、そして鑑賞する我々一同、スコット提督という最高の悪役を演じてくださった彼に最大限の敬意を払いつつ、この応援上映を楽しみました。

また、フォトスポットには彼のための献花台がその日いっぱい設置され、多くのファンが彼の死を偲びました。

献花台

ご冥福をお祈り申し上げます。

おわりに

この応援上映は控えめに言っても「超最高!!!!」でした。また参加したいですね!

今回はソロ参戦でしたが、今度は誰かRRR仲間を連れて行きたいです。

RRRはこれで6回目、つまりRRRRRRRRRRRRRRRRRRなわけですが、上映終了まで定期的に観たいですね。最低10回は観るぞ!!

興行収入30憶を目指して!これからもRRRが日本に広まっていくことを願います!!

『世界秘封倶楽部化計画』を聴いて思ったこと

メロディーが良かったので複数回聴いたのだが、以下のような印象を受けた。
なんとなく『火の鳥 太陽編』の未来サイドを彷彿とさせる。

少女たちが見た世界

歌詞を読んでみてわかったのだが、この世界、「U0001-9134845-120368896」では疫病が蔓延したり、人口が激減したり、何もかもが立ちいかなくなっているらしい。
その現状を憂いた者たちがいた。ご存じ秘封俱楽部である。
彼女たちは世界に対して何をしたのだろうか。疫病を食い止めたのだろうか。人口問題を解決したのだろうか。世の中のシステムを改善したのだろうか。
結論から言うと、彼女たちは「何もしなかった」のである。
むしろ、人々に「諦める」ことを説いた。
責任放棄、破滅主義である。

神になろうとした少女たち

彼女たちはこの世界で神様になろうとした、そう考えている。
神とはなんだろうか。宗教観によって異なるだろうが、大体は「全知全能」「人間を超えたもの」「人々に救いをもたらすもの」というイメージを象徴するものであろう。
彼女たちはそんな存在を目指したのだろう。
そのための手段はとても恐ろしく、かつ美しく合理的なものだった。

少女たちのカルト

「カルト」という言葉がある。元は「崇拝」を意味する言葉であったが、現在では犯罪行為を犯すような反社会的な宗教団体を指す負のイメージを持つ言葉という風な認識になっている(Wikipediaより)。
つまりは「宗教」という隠れ蓑を用いて犯罪行為を犯しているというわけである。
今我々が生きている世界の日本にはかつて国家転覆を計画し、戦後最大のテロリズムを実行したものがあった。
その団体には東京大学など有名な大学出身の人物が所属し、危険な薬品の製造の中心となっていた。
学があれば団体の異常性はすぐわかるはずなのになぜ。
それは彼らが「世界に絶望していた」からである。世界に居場所が見つけられない。生きている意味が分からない。
そんな風に絶望した人間に、カルト団体は優しく語りかけるのである。
「君が必要だ」「ここが君の居場所だ」
秘封俱楽部の2人はこのロジックを理解していた。そうして容易に滅びゆく世界の支配者となったのである。

救世主と賛美

この曲では「メサイア」「ハレルヤ」という言葉が執拗に、かつ爽やかに歌いあげられる。前者は「救世主」、後者は「賛美」という意味であるが、歌詞を見るとこれらの言葉は「秘封俱楽部」という言葉の読みとなっている。
これは間違いなく彼女たちのカルトの一環である。
滅びゆく世界に救世主として現れ、人々に救済をもたらした彼女たちは、自分たちを救世主と呼ばせ賛美させることで神様となってしまったのである。
人々は高らかに歌う。少女達の讃美歌を。崩れ行く世界の真ん中で。

滅びへの逃避

晴れて神となった彼女たちがしていることの本質は「もうどうにもならないから諦めて滅びる」ことである。
冷静に考えてこれは真の救済だろうか。
車に轢かれそうだが避けようとしない。病気になったときどうせ死ぬからと治療をしない。 人間は命を燃やすために全力を尽くす。だから美しい。しかし、どうせダメだと諦めるのは人間性の放棄である。
それをあろうことか彼女たちは他の人々に強いた。
しかし、それを疑問に思うものはもういない。神様の言うことは絶対。救世主の行動に間違いはない。そう人々は思っているからである。そう思わせたのは人々の絶望か、はたまた希望か。 どちらにせよ、自分で生きることを諦め、少女達に縋った人間たちの脳は他力本願の思考に支配されてしまっていた。
もう疲れた。救われたい。助けてほしい。考えたくない。

少女たちの救済

彼女たちは最後まで神であろうとした。
人間は絶対に神になれない。神になったと思ったらそれは確実に思い込みである。人間は神でないから人間なのだ。そして、神の意思で生まれ、神の手を離れ独り立ちして懸命に生きていくのが人間である。
神の力を与えられ光輝に目覚めても、神に逆らい人間として生きた者がいた。始まりの男となっても、仲間を想い続けた者がいた。始まりの女となっても、使命に抗い仲間を救おうとした者がいた。
人間を超えたが、人間を捨てきれずに滅びた者がいた。身勝手な正義で神となろうとしたが、人間の絆に顔を潰され死んでいった者がいた。
彼女たちは人間ではなく、神を選んだ。その座に逃避した。生きることや希望を捨て去り、終末的な快楽主義に走った。それを「救済」と称して。
...それは皮肉にももっとも人間的な行為だった。

"われら"がいま参上

マッチポンプ」という言葉がある。マッチで火をつけて火事を起こす。その場にポンプを持ってきて消化をしほめたたえられるというものである。
簡単に言えば「自作自演」という意味だが、この世界では秘封俱楽部がこれを行った可能性がある。
「世界よ 世界よ これを見よ そんな中に"われら"がいま参上」
「私たちで招き望んだ難病」
このフレーズが根拠であるのだが、つまりは「秘封俱楽部が世界が荒廃した原因である」「秘封俱楽部は自分たちが壊した世界を救済した」というわけだ。
この世界の2人はかなりの力を持ってしまったのだろう。それこそ世界を思うがままにできる力を。
そしてそれを「神の力」と思った。
彼女たちは神になろうとした。そのために世界を壊した。人々に救いを求めさせた。そこに堂々と現れ、「秘封俱楽部(メサイア)」となった。自分で壊した世界なのだから崩壊を食い止めるのは容易い。滅びを食い止めた彼女たちを人々は讃えただろう。滅び行く世界の「救世主」として。
世界の崩壊を緩める美しい少女2人。なんと救世主にふさわしい姿だろう。
彼女たちは一つの世界を巻き込み、破壊し、それを救い、神となり、人類の賞賛を勝ち取った。無垢な者たちを大勢犠牲にして。
この行為は神の所業でもなんでもない。只の邪悪な利己的行為である。
最後まで神にこだわり、彼女たちは自分たちを讃える無機質で光輝いた声に包まれながら仕上げを行う。それは、空から滅びをもたらすことだった。
「さあいまこそソラより降り来たれここへ」
空から落ちてくる何か。世界を亡ぼしたソレは、もちろん秘封俱楽部が呼び寄せたものである。
彼女たちは笑いながら人々を励まし、神として崇められたのだろう。世界を亡ぼすのはその神様なのに。
いや、もしかしたら本気で人々に救済をもたらすべく言説をしていたかもしれない。
彼女たちすらも、自分たちの作ったカミに酔いしれていたのかもしれないのだから。
彼女たちは世界を巻き込み、壮大な自殺をしたと言える。
しかし、彼女たちは裁かれることはない。なぜなら世界が滅び去ってしまったからである。
もう彼女たちを非難する法も、声も何もない。彼女たちは自分たちの快楽を満たし、「カミ様」として死んでいったのである。この世界に生きる者全てを道連れにして。
彼女たちが「夢と現の残骸」と称した世界。その世界は本当に滅びるべきものだったのか。消えてしまった今となっては、誰にもわからない。
今際の時、彼女たちは何を想っただろうか。
自らの過ちか、自分たちが作り上げた偶像か、はたまた次の世界か。

ライオネルカップ環境でADマスター到達した話

こんにちは。Udonです。

2019年冬のデュエプレ黎明期からデュエプレをやり続け、受験期から去年くらいまでは離れていたものの、刃鬼とか鬼丸とかゼニスとか自分が今も紙で使っているようなクリーチャーたちが出たというわけで復帰しました。

でもってランクマッチに潜った結果、復帰前はついぞ到達できなかったデュエルマスターに意外とあっさり到達してしまったので、その様子を書いておこうかな、と思いました。

ちなみに復帰前の最高ランクはプラチナ1でした。確かゲオルグ天門が生きていたころだったような気がします。

初のデュエルマスター到達

これは本当にデュエプレ人生初の出来事で、自分でも拍子抜けしてしまいました。あんなに勝てなかったのにどうして、と思いました。

金4-5から通算22試合、16勝6敗、最高連勝記録は7でした。以前どう頑張っても勝率5割程度で全然ランクが上がらなかったので、今回はかなり異常といえます。

でもよくよく考えれば、使ってるデッキが強すぎるだけ、と思いました。というか本当にこの環境でこのデッキに勝てるデッキがほとんど存在していないんです。

どういうことか、解説していこうと思います。

使用したデッキ

使用したデッキは以下の通り、「青抜き4Cライゾウ」です。一貫してこのデッキをこのリストのまま使い続けました。

以下、各カードの採用意図を記述します。

メンデルスゾーン

デュエマ最強の初動の一つで、ドラゴンデッキには必須のカードです。

最速3ターンでミツルギを出せるので、先行ならメイ様を効果発動前に一方的に除去することができます。

2→5→8でリュウセイを呼んでライゾウまでつなぐ動きも強力です。

ただ、デュエプレなので時たま2枚とも非ドラゴンで1マナ軽いボーンおどりチャージャーと化すこともありますが、体感8割くらいは2枚ともドラゴンです。

龍の呼び声

メンデルスゾーンと違って、2枚目が非ドラゴンでもブーストができます。単色なので小回りもききます。

デュエプレは7体しかクリーチャーを出せないので、栄光ルピアよりこっちの方がいいかもしれないですが、やっぱりメンデルスゾーンで外すので栄光ルピアが欲しいです。

あと、デュエプレ特有の色の仕様から紙より強くなっています。1ターン目に赤緑黒を埋め、2ターン目に無色を埋めても問題なくメンデルスゾーンが使えるので、手札に赤か緑の単色が必要なかったりします。

無双竜鬼ミツルギブースト

メイ様や勝利のリュウセイ、パンツァーなどのシステムクリーチャーを破壊しつつ、山札をめくらずにマナブーストができます。

アカギガルムスと違ってトリガーではないですが、火力が倍増しているため、かなり頼れるドラゴンです。ライゾウでめくれても最悪外れではないです。

無双龍聖イージスブースト

唯一のトリガー枠ですが、こいつで溜めたマナと耐えた一点がビート対面で勝利につながったことは少なくないです。

3→6→8でリュウセイを出せるのも魅力。

ライゾウではあまりうれしくないですが、減ったマナ回復要員くらいにはなります。

永遠のリュウセイ・カイザー

こいつのおかげでとんでもなく見れる対面が広いです。

速攻対面では最速4ターン目で降臨して制圧、ハンデス対面なら抑止力、ミラーでも相手のライゾウを止めることができます。

天門などトリガーでブロッカーを並べるデッキにもタップイン効果が猛烈に刺さります。

SA付与も非常に優秀で、ライゾウから出して他のクリーチャーをSA化しリーサルを狙うこともできます。

真実の王 ヴィオラソナタ

cipで相手一体にデーモン・ハンドを食らわせ、インフェルノゲートを発動するというとんでもないクリーチャーです。

主な運用としては、ライゾウを出す際マナからヴィオラで出したいやつを選びメテオバーンで墓地に落とし、山札からヴィオラを出して先ほどのやつを蘇生といった感じです。

主な蘇生対象はSA付与持ちのリュウセイ、蹂躙力の高いヴィルヘルム、数の少ない光の呪文封じドラゴン、追加ターンを狙える鬼丸、相手が横並びしているならモーツァルト、といった感じです。基本的にデカいやつならなんでも候補です。

ハンデス対面でもマナがたまっていれば今引きでこいつを出して逆転もできるので、かなり隙のないカードです。

神龍スペル・デル・フィン

1枚だけ持っていたので採用しました。相手の手札に応じてパワーが上がり、時にはモーツァルトを超えるパワーを得ることができるため入れています。

呪文ロックが強力で、負け筋になるアポデイやスパーク、天門などを封殺できます。

最速で出せば相手のデッキを完全に機能不全にすることもできますが、天門などにはあまり間に合っていない印象です。

偽りの王 ナンバーナイン

呪文封じが強力ですが、パワーがあまり高くないです。スペル・デル・フィンを2枚持ってないので入れています(VRなので)。

超天星バルガライゾウ

このデッキの肝で、今環境最もヘイトを買っているドラゴンだと思います。

出せれば勝ちを体現したようなカードで、紙と異なりなんと5枚も山札をめくることができます。

リュウセイ・ナンバーナイン・鬼丸などといった感じで出せればほぼ勝利です。

ただ、デュエプレなので5枚中3枚呪文だったりミツルギばっかりだったりすることがあります。

リュウセイでタップインさせたやつに突っ込んで盾に触れずにコントロールという動きもできます。

偽りの王 ヴィルヘルム

偽りの王最強レベルのカードで、紙の方でもずっと高額でした。

グッドスタッフを体現したかのようなカードで、cipでデーモン・ハンドとマナ・クライシスを放ち、相手の墓地にどこからでもカードが落ちたら1ブーストと合わせて実質アルティメット・フォースも内蔵しているとんでもないカードです。

こいつをライゾウから出せれば相手の場とマナをつぶし、ライゾウで減ったマナを補充できます。

弱点はマナチャージが紙と違って強制であることで、ヴォルグ・サンダーなど一気に墓地肥やしするカードを出されるとLOの危険があります。

勝利宣言 鬼丸「覇」

紙の方では殿堂ですが、能力が追加ターン中使えなくなる代わりに4枚採用ができるようになっています。

基本的に手札に来たらマナ埋めですが、ライゾウからめくったりヴィオラで蘇生させたりします。

とにかく突破力が高く、スパークなどのカードを追加ターンによって完全にケアできます。今引きで出しても強い。

デッキの平均マナコストが高いので、9割方追加ターンを得ることができます。

偽りの王 モーツァルト

とにかくcipが強力です。出せればアガサだろうがなんだろうが問答無用で全滅に追い込むことができ、リュウセイが隣にいれば後続を完全に断つことができます。

相手のドラゴンが攻撃できないおまけつきで、ライゾウ対面を詰ませることができますが、VANと異なりヴィオラやヴィルヘルムに破壊されてしまうので、単体でドラゴン相手に出すのはあまり意味なさそうです。

強力なマナ基盤にもなるので、初手埋め安定です。

超次元ゾーンの皆様

ブラフなので特に意味はないです。持ってるやつを適当に採用しています。

回し方

刃鬼などほかのデッキに比べれば脳死であることが多いですが、一応記述します。

序盤

とにかくマナブーストをします。メンデルスゾーンや龍の呼び声を外さないことを祈ります。

中盤

ミツルギやリュウセイで相手を止め、ライゾウを待ちます。

終盤

大体5ターン目にはライゾウが出せます。ライゾウの圧倒的爆発力で相手を完膚なきまで破壊します。

ライゾウが引けないときはヴィルヘルムやヴィオラなどでテンポアドバンテージを稼いで待ちます。

弱点

言わずもがなですが、初動を引けなかったり初動でブーストを失敗すると負けます。まぁこれはほとんどのデッキにいえることですが。

また、息切れを起こすと結構きついです。今引きでなんとかなるケースが多いですが、初動を落とすハンデス特化デッキなどには結構不利かもです。

あと、ブーストできてない状況下でキクチ師範代やゴーゴンシャックなどを出されるとブーストができず詰みます。逆にある程度ブーストできているならミツルギで処理したりリュウセイ出したりできるので大丈夫です。

特にキクチ師範代はライゾウの効果を封殺してきますが、cip除去などで対応すれば大丈夫です。

というか、手札事故を起こさず最速で動ければ基本的に敗北はないです。これがこのデッキの最大の強みでしょう。

対面ごとの解説

マッチング状況は2023/04/02時点のものです。デュエルマスター到達後の記録も含まれます。

VSブリザード

ちゃんとマナブーストできて、イージスを踏んでくれれば分はあります。

ライゾウが出せれば勝ちといった感じですね。

白緑だとスパークが入ってたりしますが、追加ターンや呪文ロックでどうにかなります。

ヴィルヘルムが腐る印象。リュウセイ早出しが猛烈に刺さります。

3戦2勝1敗です。

VSアガサ天門

天門を撃たれる前にライゾウを出せるというケースの方が少ないので、アガサが出てくるのは我慢しないとならないです。

ライゾウが出てくるのに合わせてダイイング・メッセージを出されるとかなり困りますが、枠の問題で採用枚数が少ないのか知りませんが、盾から何も出てこない、といったケースが散見されます。

ライゾウで攻撃できれば各種ドラゴンで場を制圧することができるので、相当分がいいです。

というか負け筋がダイイング・メッセージくらいしかないです。

ランクマッチを始めてから6回ほど当たっていますが、負けなしです。

VS青単

普通に間に合わなくて圧殺されるケースがざらにあります。

また、ブーストができていない段階でゴーゴンシャックを出されると投了に追い込まれますが、こいつをミツルギでなんとかしてライゾウまでつなげば分があります。

でも総じて対面不利な気がします。ライゾウまでつなぐ余裕があまりないので。

しかし、ツヴァイランサー全盛期よりブロッカー貫通があまりないので、イージスで逆転なんてことも可能です。とにかく運次第ですね。

3戦1勝2敗。あまり見ないですね。

VS刃鬼

メイ様が大量に並ぶと勝ち目が消えますが、ブーストを決めてライゾウを出せれば分があります。

勝利のリュウセイで1マナ足りなくなって負けることもありますが、先に永遠のリュウセイを立てれば相手の刃鬼を封殺できます。

相手も永遠のリュウセイを出すパターンがあるので、上手くはめられると負ける、といった印象です。

刃鬼のガチンコ・ジャッジで全勝するなんてこともあるので、諦めないことが大事です。

5戦3勝2敗。

VSライゾウ

マナブーストを成功させ、リュウセイを早く出すかライゾウで早く走ったほうの勝ちです。リュウセイがいるにも関わらず次のターン狙いでライゾウを立てる人がいますが、ライゾウの的にしたりヴィルヘルムなどでさらにマナを削ったりできるので、ライゾウを破壊できれば高確率で投了されます。

性質上大したトリガーを採用できないので、打点が先に揃った方の勝ちです。

ギフト採用型やメイ様採用型をたまに見かけますが、メンデルスゾーンの外れが増えるだけで意味がないように思います。

ロマネスクを入れたリース型は安定性が高いので結構危ないかも。

8戦7勝1敗。

VSロマノフ

ロマノフを出されると負けますが出される前にどうにかすればいいです。

ナイト呪文は呪文ロックで完全に腐るので、なんとしてでもデルフィンかナンバーナインを出します。

基本的にこのデッキにもライゾウを投げれば終わります。ヴィルヘルムでランデスするのも結構いいかも。

握った感想

とにかく自分が紙のデュエマでライゾウやキューブ連ドラが大好きなので、豪快にドラゴンを踏み倒すこのデッキはかなり使っていて楽しいです。

しかし、結構対話拒否だったり蹂躙だったりする面もあり、ライゾウがかなりヘイトを集めていることも否めません。

あと、とんでもなくレアカードまみれだったりします。0から構築するなら生成コストが56800ポイントもかかります。無課金だと相当厳しいラインですね。

現代デュエマと違い、メタクリーチャーが大して存在していないことも大きいと思います。オニカマスが実装した瞬間詰むと思うし。

あと多分規制入ると思います。ライゾウが殿堂するか紙の方の効果に戻されるか。後者はまだしも前者だとデッキ崩壊に追い込まれると思います。

メイ様が壊れだと思ったら、ライゾウが真の壊れカードでした。

ともあれ、好きなデッキなので、使えるうちに使いたいです。

#uec_review(2022年度版)

こんにちは。Udonです。

2022年度の修学が無事終了したので、電通大生がよくやっている「#uec_review」というものをやってみようと思いました。

というわけでブログにそれを書くことにしました。このブログ、アドベントカレンダーやった後失踪していたので。

お付き合いいただけると幸いです。

一応評定も付けておきます。
「これくらいやればこの成績」ってくらいに考えてください。

一応新入生が見ることを想定しているので、謁見の詳細など在校生にはわかりきったことも書いてあります。ご了承ください。

2022年度 前期

12クラスでした。時間割は以下の通り。

前期

仏語第一(可)

http://kyoumu.office.uec.ac.jp/syllabus/2022/31/31_21012167.html

教科書に沿って講義パートを行い(板書内容や教科書内容をノートに書く)、練習問題をやるといった感じでした。

練習問題は指名されます。
大体端の方から当ててくるので、嫌な人は真ん中あたりの席を取るとよいと思います。

授業の最初の方に出席確認を兼ねた小テストがあります。
内容は専ら動詞の活用でした。仏語は動詞にとんでもない数の活用形があるので。

宿題が出ます。内容は以下の通り。
・練習問題の予習
・小テスト勉強

シラバスを見ると、
「その日の授業で学んだ内容の復習と次回の予習、および課題に最低60分以上の時間をとること。」
とあります。
レポートとかの兼ね合いを考えて、できる範囲で自習時間を確保しておいたほうがいいと思います。

試験は期末のみで、以下のような内容の出題でした。
・リスニング(数字や短文の書き取り)
・動詞の活用などの基礎的事項
・文の誤りの訂正
・並び替え問題
和文仏訳
・空欄補充
和文仏訳は教科書に出てきた文章から出題されるのがほとんどなので、しっかりと教科書の文章をまとめておくとよいと思います。
動詞の活用など、他の問題も教科書レベルなので、教科書を中心にテスト勉強を早いうちからしておくとよい成績が取れると思います(自分はギリギリから始めた)。

評価は「小テストなどの平常点が50%、期末試験50%」らしいので、期末試験ができなくても平常点の稼ぎ具合次第では単位が来る可能性があります。普段の授業を大切にしましょう。

基礎科学実験A(良)

http://kyoumu.office.uec.ac.jp/syllabus/2022/31/31_21018102.html

ご存じ「謁見」です。

クラスでの出席番号に応じて6つの実験が指定され、前期で3つ、後期で3つをこなします。
実験テーマは全部で以下の12個です。
1:重力加速度の測定
2:音の共鳴
3:液体の比熱
4:2次元の等電位線
5:電気回路
6:ヤング率
7:粘性率と表面張力
8:光電効果
9:光のスペクトル
10:光速度の測定
11:エア・トラックによる力学実験
12:放射線の計測

ちなみに振り分けは出席番号を12で割った余りに応じて次のようになっていました。
1:1-2-3-4-5-6
2:2-3-4-5-6-7
3:3-4-5-6-7-8
4:4-5-6-7-8-9
5:5-6-7-8-9-10
6:6-7-8-9-10-11
7:7-8-9-10-11-12
8:8-9-10-11-12-1
9:9-10-11-12-1-2
10:10-11-12-1-2-3
11:11-12-1-2-3-4
0:12-1-2-3-4-5
自分は0の場合でした。

LMSという専用サイトで所定の実験の事前学習をしておき、対面実験をしてデータを集め、次週の授業開始時間までにレポートを提出する、といった流れになります。

対面実験ですが、基本的に先生やTAが説明してくれたことをこなせばOKです。
後で見やすいようにデータはある程度綺麗にノートに書くようにしていました。綺麗すぎると時間がかかって面倒なので、ある程度でOKです。
早く終わって先生のチェックが得られればその時点で帰れるので、時間をかけすぎるのは損です。

レポートはWordやLaTeXを用いて書くことになりますが、後者を使うことを強くお勧めします。
なぜかというと、LaTeXは学術レポートを書くことに最適化されたツールだからです。将来的に長く付き合うことになるので、頑張って使ってみると良いと思います。

レポートはまずST1に提出します。そこで書式などのチェックを受け、合格した場合ST2への提出権利を獲得できます。
ST2に提出できれば、そのレポートのことは忘れてOKです。

とりあえず基本的なことはこのくらいにして、ここからは自分がやった実験のレビューをしていこうと思います。

12-放射線の測定

原子が崩壊すると放射線が出てくるけど原子の崩壊は確率論に支配されているから放射線を測定すると原子の崩壊数の分布が分かるよ、的な実験です。

機械のスイッチを押しては計数値を記録するといった操作と実験条件の変更をするだけなので動きとしては単純なのですが、とにかく要求される記録回数が何百回もあるので精神的につらいです。
ノートにきれいに記録していると余計に時間がかかるのである程度雑に記録しても後から分かるならよいと思います。

レポートですが、グラフや表が多いのでかなり時間がかかります。グラフや表は細かい書式の指示が多いので、再提出を食らう可能性も高いですね。

ST1を3回目の提出で突破しました。

1-重力加速度の測定

重力加速度はよく使ってるけど実際にどうやって値を決めてるの、ということを知れる結構教育的な実験です。

測定は単純で、装置の各部分の長さを慎重に測定したあと、ライトの点滅でコマ送りみたいに見える振り子の振幅を測定するだけです。
ただ、チカチカするので目が疲れます。

どちらかというと手こずるのはレポートの方だと思います。
毎度おなじみ「不確かさ」が本格的に絡んでくるので、計算が非常に面倒になります。同時に、レポートに書くべき数式も複雑化します。

LaTeXは数式を綺麗に描画することができるので、使用を勧めます。

ST1は2度目の提出で突破しました。

2-音の共鳴

コルク粉を撒いた管に音を流すと音波の節がわかるよっていう実験です。

これも実験自体は単純(管にコルク粉を一様に撒くのが少し難しい)で、オシロスコープをちゃんと読み取ることができれば大丈夫です。

ただ金属音をかなりの回数鳴らさなくてはいけないので、人によっては不快に感じると思います。

レポートは計算することが多いので面倒です。しっかり不確かさも出てきます。

これに限らず、レポートはしっかりと時間をとって書くことをお勧めします。

ST1は一発通過しました。

基礎科学実験B(秀)

http://kyoumu.office.uec.ac.jp/syllabus/2022/31/31_21018105.html

通称びっけん。後半組だったので前期の後半から履修しました。

謁見とは異なり、全員が順番さえ違えど同じ実験をこなします。謁見が物理に関する実験を取り扱うのに対してびっけんでは化学に関する実験を取り扱います。

対面実験の開始前には10分間テストがあり、これをレポートに書き込む必要もあります。また、実験後にはノートチェックがあり、通ったらレポートに入れ込むための表紙が渡されます。

対面実験と遠隔実験が一週間ごとに入れ替わる感じで、毎週レポートを提出する必要がありました。期限は授業日前日23:59までとなっています。謁見より早めですね。

提出後不備があると再提出を求められるらしいです。

アスピリン

アスピリン、つまりアセチルサリチル酸を合成する対面実験です。高校でやった人もいるんじゃないでしょうか。

高校では定性的な実験で、合成できるかどうかだけを見たと思うのですが、今回は収率を気にした実験をします。

自分は試薬をこぼしたりいろいろやった結果40%くらいの収率になってしまいました。

合成したアスピリンは提出します(ここ伏線)。

カフェイン

遠隔実験で、指示された問題に対する考察などをレポートに記入していく感じです。

結構調べることが多かったような記憶があります。

MO

対面実験ですが、コンピュータソフトを用いて分子の電子軌道を描画する感じの実験でした。

対面実験は所定のデータを集めて描画した軌道の写真を撮るだけなのでそんなに難しくはないです。

ただレポートを書くときは課題が割と多かったり軌道の画像を沢山貼らないとならないので面倒です。

化学概論第一で学んだことを確認できる実験です。

計算化学

データが与えられるので、そのデータに沿って所定の計算をしていく感じの遠隔実験です。

テキストの説明をよく読めばそんなに難しくなかったような記憶があります。

電池

ダニエル電池を作って起電力を測定する、高校の学習を発展させたような実験です。

てきぱきやっていれば実験自体は早めに終えることができます。

が、担当の先生がちょっと癖のある人で、10分間テストをチェックしてきて、答えが違うと減点してきます。どのくらい評価に響くのかは知りませんが。

pH

この対面実験は特殊で、Wordファイルのひな型が与えられ、それを埋める形式となっています。

計算が面倒だったり、説明を沢山書いた記憶があります。

あとなんかグラフ書く必要もあります。Excelに頼りましょう。

物理学概論第一(優)

http://kyoumu.office.uec.ac.jp/syllabus/2022/31/31_21019148.html

通称物概です。あまりにも再履の人数が多いことに定評がありますね。

授業形態は、12クラスの場合は研究の関係で先生がよく北海道へ行く用事があるらしく、オンデマンドと対面のハイブリッドといった感じでした。

スライドが各授業ごとに用意され、先生がそれに沿った説明をするといった流れで、WebClassの全クラス共通の課題(問題演習及びレポート提出)がある以外は特に課題や問題演習はなかったです。

対面でもオンデマンドでも出席はあって、対面の場合は席の表に名前を書き込んで回す形式、オンデマンドの場合は動画内に出てくるキーワードをGoogleフォームに記入して提出といった面白い形でした。

試験は中間と期末の2回で、中間で力学分野、期末で波動分野を取り扱いました。

試験対策としては、主に「過去問演習」「演習書」を軸に行った方がよいと思います。

特に過去問演習は大きく、過去問がそのまま出題されるなどということがザラにあるため、サークルの先輩などから提供してもらえるときはありがたくもらっておくとよいでしょう(お金を取ってくる人もいるのでその辺には注意)。

また、物理寺子屋というZoomで過去問解説をするものも試験前にあります。過去問の解答解説が欲しい場合は参加するのも手です(自分は講師の手書き文字がどうしても読みづらくてあまり利用していませんでした)。

演習書は「物理学演習」というちょっと薄めのものです。たまに演習書どおりの問題が試験に出ることもあるので余裕があったら取り組んでみてもよいかもしれません。

試験は誘導に沿って数式を書いていく形式なのでなんか誘導に合わないなってなった時に見直すことができます。つまり最初の方で間違ったまま進むと全滅します。

Academic Spoken EnglishⅠ(優)

http://kyoumu.office.uec.ac.jp/syllabus/2022/31/31_21012148.html

ASEです。あせって呼ぶ人もいます。

オンラインと対面が半々くらいでした。

20~30人くらいの単位で行う授業で、あるトピックについて話し合ったり、スピーチの映像を見て問題点を話し合ったりといった内容がほとんどでした。

ちょっとした意見を英文に書いて提出するといった小課題と、「One sided argument」に関する大きな課題で構成されていて、後者は先生の前で「どんなことについてスピーチする予定です」といったことの発表を英語ですることと、クラス全員の前でスピーチをすることの2つが評価の大部分を占めている気がします。

評点が返ってくるので何割くらい取れてるか確認できるのですが、クラスの1割程度、このクラスの場合だと3人くらいしか秀を取れないという大学のシステムがあるので評点が9割でも必ずしも秀になるとは限りません。むしろ他に数人英語がとてもできる人がいるだけで秀の取得は絶望的になります。

スピーチですが、人数の関係で授業2回分にまたがっており、先にやるか後にやるかは希望制なので、早めにやって2回目の授業を切るなんてこともできました。

化学概論第一(良)

http://kyoumu.office.uec.ac.jp/syllabus/2022/31/31_21019162.html

通称「加害」です。

授業形態は板書内容をノートにとるといったオーソドックスなもので、原子軌道や分子の結合に関することを取り扱いました。

出席はなく(1回も来なかった人もいた)、その代わりに課題が毎回出ていました。課題の内容は授業でやったことの確認問題みたいな感じで、次の週までに問題を解き、成果物をpdfにしてGoogle Classroomに提出するだけでした。この課題は評価の1割を占めるらしいです。
そこまで難しい内容ではないので、単位忘れなどに気を付ければ満点を取ることは容易です。

試験は期末のみで、これも過去問演習でどうにかなります。筆者は1年分のみ手に入れることができました。
内容としては今までやってきた小テストの総決算+αみたいな感じだったように思います。過去問には計算に用いる定数が記入されておらず、まさか覚えるのか、と思ったんですが本番にはちゃんと定数が書いてありました。

線形代数学第一(優)

http://kyoumu.office.uec.ac.jp/syllabus/2022/31/31_21019124.html

前期唯一の1限授業でした。

自分のクラスではA4の授業冊子が適宜配られ、穴埋め形式で板書内容を写すといった感じでした。

また、冊子には演習問題もついていたので、毎週コツコツやっていると試験対策にもなりました。

中間前及び期末前にレポート課題があり、大問6個くらいを所定の用紙に記入して授業前に提出、といった形式でした。
大体次の授業に採点されて帰ってきて、どこが間違ってるのかわかりました。

試験は中間と期末の2回で、レポート課題と似たような問題や演習問題の内容が出題されていました。
線形代数は行列を扱う学問なので、基本計算が遅いと全ての問題に手が回らないと思います。こればっかりは練習ですね。

コンピュータリテラシー(秀)

http://kyoumu.office.uec.ac.jp/syllabus/2022/31/31_21018122.html

電気通信大学らしい教科です。通称コンリテ。

所定の時間に演習室でログインをすると出席になります。

授業中にやるべきことはログインの他に、
・学習の確認問題への解答
・Activity Reportのカバーへの解答(アンケート)
・Activity Reportの記入(その日中ならOK)
・Assignmentのカバーへの解答(これもアンケート)
・学習の確認問題(復習用)への解答
ってのがあります。

復習用に関しては解答の義務はなさそうなんですがやっといて損はないと思います。

授業は毎回新たな概念を学び、それに関する演習問題に取り組むといった感じで、コンピュータの基礎知識や下級言語、Linuxコマンド、LaTeXなどを学習していました。

コマンドやLaTeXは長い付き合いになっていくはずなので勉強して損はないと思います。

課題ですが、次の授業日の前日の23:59までに1つ以上の演習問題に取り組み、成果・考察やアンケートを記入したテキストを提出といった形式で、後半はLaTeXで成形したpdfファイルを提出していました。
1つだけやって提出しても書式のミスさえなければ4点中3点もらえるので、単位を取りたいだけの人は1つだけ適当にやって提出でも大丈夫です。

自分は秀が欲しかったので、テキストの字数ギリギリまでやったりたくさんpdfのページを作ったりしていました。

また、総合課題が2回あり、この回のレポートは普段の2倍の点数がもらえます。
テーマは「アカデミックリテラシ(参考文献の取り扱い)に関する話し合いの記録」「Webページの作成」で、3人程度のグループ学習でした。

試験は期末のみで、今まで取り組んだ学習の確認問題の総まとめのような形式でした。
カンニングペーパーとなるpdf冊子を使うことができるので、キーワード検索を用いると結構点が取れます。
たまにコーディングが混ざってきます。コーディングといっても一から書くのではなく、与えられたテキストボックスを並べるような形式(Scratchみたいな感じ)です。

数学演習第一(優)

http://kyoumu.office.uec.ac.jp/syllabus/2022/31/31_21019136.html

通称「数円」です。

授業の形式は、問題への取り組み方や理論、そして問題が掲載されたプリントが配られ、先生が指示する優先して解く問題(そうでない問題は自習用)を解き、板書される解答解説で確認するといった感じで、翌日(注意)の23:59までにレポート問題を解いてWebClassに提出するという課題があります。

一週間ごとに微積をやるか線形をやるかが切り替わります。

レポート課題は実は最初配られるプリントに載っており、指名もなかったので、授業中からレポート課題に取り組んでいてもよいです。

試験は中間と期末があり、微積10問、線形10問が出題されます。問われるのは答えのみなので、部分点がないリスキーなテストになります。

そのまま出るというわけではないですが、以下のページで過去問が得られるので練習しておくのが吉です。余裕があれば授業プリントの解き直しもしておくとなおよいでしょう(次の週に解答例が配られる)。
http://www.sugaku-ensyu.e-one.uec.ac.jp/

選択仏語第一(良)

http://kyoumu.office.uec.ac.jp/syllabus/2022/31/31_21012185.html

必修の方の仏語が文法中心なのに対し、こっちでは会話も取り入れた授業を受けました。

教科書は各章が本文・文法事項・単語・会話練習・練習問題で構成されており、練習問題以外は授業で取り扱いました。

本文を音読したり、ペアで会話練習したりなど、結構活動的な感じでした。

授業最終回ではペンギンの映画をみたりしました。

試験は期末のみで、教科書の例文に関する問題や本文の和訳、文法事項や会話練習で使った文章を書く問題などが出題されました。

健康・体力つくり実習(優)

http://kyoumu.office.uec.ac.jp/syllabus/2022/31/31_21014306.html

いわゆる体育です。

4つの種目に分かれ、それぞれのグループでスポーツをする感じです。

最初の方だけ体力テストをやりました。

雨の日はキャンパス内の体育館とか人工芝で授業をするのですが、それ以外は多摩グラウンドというとこまで行く必要があります。

歩きだと割と時間がかかるので、自転車がある人は使うといいと思います。駐輪場もあるので。

自分はソフトボールをやりました。夏場は熱中症に注意です。

試験はないのですが、夏休み課題として体力テストにまつわるレポート課題を手書き(!)で提出する、というものがありました。

微分積分学第一(優)

http://kyoumu.office.uec.ac.jp/syllabus/2022/31/31_21019112.html

高校よりも発展的な微分積分をやります。

出席(カードに記名)が毎回あります。課題は特にないですが、毎回演習問題が配られるため、自習する場合に活用できます。

試験は中間と期末にあり、どこかから入手した過去問や先述の演習問題を用いて勉強してました。
過去問はそのまま出題されることもあり、結構重要です。
やけに解答用紙が大きかったような記憶があります。A3刷りくらい。

Academic Written EnglishⅠ(良)

http://kyoumu.office.uec.ac.jp/syllabus/2022/31/31_21012123.html

通称AWE。あうぇとかとも言います。

これもオンラインと対面が半々くらいで、エッセイの書き方や要約の仕方などを学んだり、実際にそれらを書いてみたりします。

長い時間をかけて少しずつエッセイを書いていくので、提出回数が割と多かったです。要約は一発勝負でした。

書式の指定などが結構あるので、油断していると減点されてしまいます。

エッセイはOne Sided Argument形式で、ASEと共通してましたね。

少人数クラスなので成績が取りづらいです。

試験はなし。

2022年度 後期

12クラス、Ⅱ類2クラスでした。時間割は以下の通り。1限多いですね。

後期

力学(良)

http://kyoumu.office.uec.ac.jp/syllabus/2022/31/31_21222205.html

対面だったりオンデマだったりしましたが出席がないためほぼ誰も教室にいませんでした。

前半に講義があり、後半にレポート問題をやって終わった人から帰っていい感じでした。

レポート問題は適宜解答が配られ、採点基準も明かされます。レポートが大きな評価材料でした。

試験は期末だけだったのですが、結局レポート課題になりました。理論上一回も先生に会わずに得単できそうですね。

仏語第二(可)

http://kyoumu.office.uec.ac.jp/syllabus/2022/31/31_21012267.html

先生が変わっているわけではないので、基本的には仏語第一と同じです。

内容が難しくなってきたのでいよいよ大変でした。

なぜか教室変更があり、B201の広い教室でやっていました。大して人数いないのに。

試験も同じような形式・出題内容でした。

基礎科学実験A(良)

http://kyoumu.office.uec.ac.jp/syllabus/2022/31/31_21018201.html

前期の続きで、形式もほぼ同じだったのですが、事前学習で不自然な回答時間(早すぎるとか)が見られた場合評価に響くこと、ST1を3回までの提出で突破できない場合そこで締め切るなどの通達がありました。鬼畜ですね。

3-液体の比熱

水やアルコールを温めたり冷やしたりして温度の上昇及び下降の様子を記録し、比熱を求めようという実験。

温めるためのコイルを焦がしたりあまりにも冷えづらかったりして謁見で一番時間がかかりました。

他の人が終わってる中一人で液体をかき混ぜるのは空しかったですね。

他のグループの人の話によるとそこまでデータを取る必要はなかったとのことなので、担当の先生次第で辛い実験になるということでしょう。

ST1は3回目の提出で突破しました。

4-2次元の等電位線

カーボン紙に電極を塗り込んで電圧をかけ、テスタで電位を測定して等電位線を書く実験。

アポロニウスの円などといった数学的な要素も絡んでいました。

実験でやることは電位の測定と等電位線の描画を2枚分行うだけだったので結構楽でした。

ST1は一発通過しました。

5-電気回路

電気回路をブレッドボードに組んで、交流で見られる振動を見てみようという実験で、電気通信大学っぽいです。

これもそこまで難しい実験ではなく、コツを掴めばすぐ終わりました。

レポートが計算の多いものであったため少し時間がかかる程度です。

ST1は一発通過でした。

基礎科学実験B(秀)

http://kyoumu.office.uec.ac.jp/syllabus/2022/31/31_21018204.html

前期の続きなので、形式で特に追記することはありません。

再提出は全く食らいませんでした。

熱力学

映像授業をノートにとって感想を書くだけです。

起電力

熱力学の内容が入ってきます。

これもpH同様ひな型を埋める感じで、問題を解いていく形式の遠隔実験でした。

やけにやりづらいのが混ざってた気がします。

赤外

赤外吸収スペクトルについての対面実験で、前期に精製したアスピリンを使います。

融点の測定は割と簡単なのですが、吸収帯の読み取りが結構難しかったように感じます。

与えられた課題への回答が少しやりづらいです。

定性分析

遠隔実験で、言われたことをレポートに書くだけでした。

イオンの沈殿とかの話なので、好きな人は楽しめるかも。

反応速度

エステルを加水分解させては一定時間経った後にどれくらい加水分解したか滴定するといった対面実験でした。

結構やることが多く忙しいのでやりがいがありました。フェノールフタレイン溶液がギリギリ赤くなるくらいを攻めるのが楽しいですね。

比色

これも言われた課題をレポートでやるだけの遠隔実験なんですが、このあたり忙しくてかなりギリギリになった記憶があります。

分子量

対面実験自体は温度を測ったりするだけなんですぐ終わります。なんですが未知試料の推定が結構難しかったり、計算が面倒だったりでレポートに時間がかかるタイプです。

高校でこの実験をやっていました。懐かしい。

微分積分学第二(秀)

http://kyoumu.office.uec.ac.jp/syllabus/2022/31/31_21019212.html

前期の続きで、極限や極値、面積、体積などを扱いました。

授業は板書を写す感じで、後半は出席がありました。ほかの人がしてた代返はバレてました。残念。

試験は中間と期末があり、演習問題が与えられたり、教科書問題の解答が配られたりするのでそれらを使っていました。

物理学概論第二(優)

http://kyoumu.office.uec.ac.jp/syllabus/2022/31/31_21019260.html

前半で熱力学、後半で電磁気学をやっていました。

授業は全部対面で、板書をノートにとる感じでした。

課題や試験の形式は前期とほぼ同じです。
熱力学の試験が過去問そのままだったのに対して電磁気学では初見問題が出ました。ちゃんと勉強しろってことでしょう。

試験は時間割の関係上必ず数演と同じ日になります。注意しましょう。

Academic Spoken EnglishⅡ(良)

http://kyoumu.office.uec.ac.jp/syllabus/2022/31/31_21012248.html

先生が同じだったので形式は前期と同じです。

ただ、スピーチのテーマがTwo Sided Argumentにグレードアップしています。

スピーチは2番目にやって終わった後即教室を出てしまいました。さすがにやりすぎたと思ってます。

確率統計(良)

http://kyoumu.office.uec.ac.jp/syllabus/2022/31/31_21222204.html

毎回オンラインでした。出席がなかったので出たくないときは出ませんでした。

何回か授業後課題がGoogle Formでありました。

中間試験はオンラインで、参照ありだったので電卓やPythonなどをフル活用してなんとか頑張りました。

期末試験は対面でしたが、その前の週に過去問の解説があったほか、教科書や関数電卓などの持ち込みが許されていました。けど問題は結構難しかったです。

基礎プログラミングおよび演習(秀)

http://kyoumu.office.uec.ac.jp/syllabus/2022/31/31_21019274.html

授業や課題の形式的はほとんどコンリテと一緒です。ただ、総合課題以外のレポートはすべてテキストファイルでの提出でした。

総合課題は2つあり、テーマは「図形の描画」「アニメーションの描画」で、後者が2人以上でのグループ学習でした。

試験は期末のみで、すべての問題がコーディングでした。といっても学習の確認問題を少し難しくしたものだったので、学習の確認問題をやり直しておくとよいと思います。

秀が欲しかったので、ほとんどのレポートを字数制限ギリギリまで書き、満点にしました。

数学演習第二(優)

http://kyoumu.office.uec.ac.jp/syllabus/2022/31/31_21019248.html

授業の形式も試験の形式も試験対策も前期とほぼ同じです。

ただ、内容が難しくなっており、しっかり勉強しておかないと落とすほか、人によっては落とせない単位になっているらしいので注意が必要です。

また、先述のとおり統一試験の都合上物概と同じ日の試験なので辛いです。期末は徹夜しました。

材料化学(秀)

http://kyoumu.office.uec.ac.jp/syllabus/2022/31/31_21015204.html

1限対面だってスルーする人が多いのですが個人的におすすめの科目です。

出席フォームはありますが1/3くらいがオンデマンドで、課題もほとんどなく期末課題のみで、期末試験もありませんでした。

実質出席と期末課題のレポートだけで単位が来ます。

期末課題も授業で習ったような内容の問題を解いて提出するだけでした。

選択仏語第二(良)

http://kyoumu.office.uec.ac.jp/syllabus/2022/31/31_21012285.html

これも前期とほぼ同じです。映画はみませんでした。

試験では、フランスの地名を書く問題で思いっきり間違えた記憶があります。

健康・体力つくり実習(優)

http://kyoumu.office.uec.ac.jp/syllabus/2022/31/31_21014306.html

前期の続きで、後期の前半戦はこれを行います。

特に言うことはないですが、秋は雨が多かったので卓球やボッチャをやったりもしました。

健康論(秀)

http://kyoumu.office.uec.ac.jp/syllabus/2022/31/31_21014206.html

いわゆる保健の授業ですね。

座学でいろいろな話を聞いた後、次の週にレポートを手書きで書いてきて提出する必要があります。

レポートは適当に書くんじゃダメでそれなりの量を書く必要がありました。

自分は用紙の文字数ギリギリまで書いていました。

最初は種目ごとのグループで授業をするのですが、最後の方は全体合同で感染症の話やメンタルヘルスの話、食生活の話を聞きました。これらにはレポート提出の必要がなく、授業ノートを提出すればよいので少し楽です。

食生活の回は特殊で、一か月マックだけの食事をした人のドキュメンタリー映画を見ました。好き嫌い分かれるかも。

試験はないです。

解析学(優)

http://kyoumu.office.uec.ac.jp/syllabus/2022/31/31_21019236.html

巷で話題のkjs解析です。

前半で微分方程式、後半で級数を扱いました。

授業は板書を写すのと小テストくらいで、小テストには専ら先週の内容が出題されます。演習問題が用意してあるので、それがテスト対策になります。

小テストの採点基準が厳しいことに定評があり、字がつながっていたり論理に穴があったりすると容赦なく減点されます。

ただ、フィードバックが丁寧なのでWebClassをこまめに確認しておくと現在の自分の実力が分かったりします。

試験は期末のみでしたが、基本的な問題中心だったので割と良心的だったと思います。結構点数取れてたので。

小テストも成績に結構響くので、つまらないミスに気を付けるなどして大事にしたほうがいいです。

線形代数学第二(優)

http://kyoumu.office.uec.ac.jp/syllabus/2022/31/31_21019224.html

板書をノートにとって、たまに練習問題をやる感じでした。
謎の基準で指名があります。

試験には中間と期末があり、各テスト前に2回WebClassでレポート提出があります。試験にはレポートで扱った問題の類題が出るのですが、とにかく時間が足りないです。秀が欲しい人は早解きの練習が必須になると思います。

Academic Written EnglishⅡ(優)

http://kyoumu.office.uec.ac.jp/syllabus/2022/31/31_21012226.html

前期と同じ先生だったので大体同じような感じでした。

最後の方に少しだけ文法の話もしました。

ASEと同様、エッセイのテーマがTwo Sided Argumentになっています。

おわりに

1年後期が滅茶苦茶忙しかったです。ほぼ毎日1限がある中火曜と木曜、土日(土日は毎週ではない)にバイトをしていたので、勉強する時間を取るのが大変でした。

あと、調布祭担当も一応やっていたので、調布祭期間は本当に忙しかったです。

でも多分〇調に比べればそうでもないです。〇調はすごい。

東方ダンマクカグラがサ終してしまった話

東方ダンマクカグラがサ終してしまった話 By:Udon

はじめに

一応自己紹介をしておきます。

名前は「Udon」、または「うどん」です。打ちやすいほうでお願いします。Twitterは@Hanamaru_UDです。「💮うどん」ですね。

学域1年、12クラスでⅡ類2クラスです。同じ人はよろしくです。MMAに所属しています。

さて、今回は題名にある通り「東方ダンマクカグラがサ終した話」をしようと思います。11/12にあった東方うた祭り2022の話(つまりライブレポート)をしようかなとも思ったのですが、迷った末にこっちにしました。

東方がわからない人にはちょっとつまらない話になると思いますが、電通大だし、東方知らない人はいないだろ、って読みです。よろしくお願いします。

2022年10月28日

この日は金曜日でしたね。この時に自分は大きなものを失いました。

2021年8月のリリース当初から毎日欠かさずプレイしていたスマホゲーム、「東方ダンマクカグラ」がサービス終了してしまったのです。

東方ダンマクカグラは、東方project初の公認音楽ゲームでした。ダンカグをやっていなかった人に向けて説明すると、プロセカみたいなものです。プロセカがボカロ限定の音楽ゲームとするなら、ダンカグは東方アレンジ限定の音楽ゲームです。

プロセカプレイヤーの方々は、もしプロセカがサ終してしまったら、、、と想像してみてください。自分の受けたショックが少し伝わるかなと思います。

そんなわけでダンカグはサ終しました。1年と2ヶ月半ほどの命でした。

今年5月のDentoo.LTで東方の話をしたのですが、その時はまさか5ヶ月後にサ終するなんて思いませんでした。本当にショックです。

毎日欠かさずデイリーをやり、イベントもやって、それなりに楽曲も楽しんでいました。音ゲーはそこまで上手くはないのですが、好きな楽曲をプレイして少しずつ上達していくというのは達成感があるものでした。

後で詳しく説明しますが、ダンマクカグラに実装されていた楽曲にはアーケードの音ゲーなどでも実装されている有名楽曲はもちろん、原曲や書下ろし楽曲など「ダンカグでしかプレイできない楽曲」がたくさんありました。その数はなんと120曲以上!そんな楽曲たちがプレイできなくなったと思うと切ないです。

サ終の瞬間

サ終直前には「ダンマク祭」がYouTubeでライブ開催されていました。その日ちょうど調布祭の説明会があって最初からは見られなったのですが、同接人数は万単位で、Twitterのトレンド入りも果たすといったとんでもないライブでした。

www.youtube.com

#ありがとうダンカグ

祭中にはCOOL&CREATE、岸田教団&THE明星ロケッツ×草野華余子、森羅万象、Liz-Triangle、まらしぃといった楽曲提供を行ったアーティストたちのスペシャルライブや、AQUASTYLEのJYUNYA氏、ビートまりお氏、ZUN氏を司会としたゲストを交えつつのスペシャルコメンタリーなど見所満載でした。

ライブ中にはよくビートまりお氏が「マジでなんでこんな勢いあるゲームがサ終すんの?!」と言ってました。ほんとですよね。同じくサ終した東方のスマホゲームに「東方キャノンボール」があるのですが、友達曰く「運営に放置された挙句急に終わった」それとは対照的に、「最後まで愛され続け、運営も精一杯それに応えた」ゲームだったといえます。

サービス終了及びライブ終了後、2時間以上かけて全プレイヤーの名前を楽曲に乗せて公開するといった演出もありました。

うどんげってやつですね(ちなみに334ページ目でした。なんでや!)。

てなわけで、サ終の日は過ぎていきました。

ダンカグの良かった点

ここからはダンカグの思い出を書いていこうかな、と思います。ダンカグはプレイヤーの意見をよく取り入れ、改善していったゲームだったので特筆すべき不満点は特になかったです。ほんと神ゲーですよね。

1、曲

「月に叢雲花に風」「Bad Apple!!」「チルノのパーフェクトさんすう教室」といった超有名曲はもちろん、「マリオネットメトロポリス」「Spring of Dreams」「Starlight Dance Floor」などといった隠れた名曲なども分け隔てなく収録されました。ダンカグへの収録がきっかけで再評価されたりしたサークルもたくさんありました。

すでにほかの音楽ゲーム(maimaiやチュウニズムなど)に実装されている曲も、そうでない曲もどんどん実装されていく様子は、まさにすべてを受け入れる幻想郷そのものでした。

また、ダンカグのためだけに書き下ろされた楽曲もたくさんあります。抜粋すると、岸田教団&THE明星ロケッツ×草野華余子によるこのゲームの前期OPである「幻想に咲いた花」、やなぎなぎによる後期OP「Resonance ~私たらしめるもの」、COOL&CREATE feat.ビートまりおまろんによる「マツヨイナイトバグ」、あの小室哲哉による「Bad Apple!!feat.nomico Tetsuya Komuro Remix」、まらしぃによる最後の楽曲「Re:Unknown X」などがありました。

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何と言っても、ダンカグの醍醐味の一つには「原曲がプレイできる」ことがあります。これは本当にダンカグだけの強みです(ほかのすべての音ゲーには原曲の収録はない)。

「幽霊楽団 ~ Phantom Ensemble」「ハルトマンの妖怪少女」「地の色は黄色」「ボーダーオブライフ」「天衣無縫」「U.N.オーエンは彼女なのか?」「砕月」「紅楼 ~ Eastern Dream...」「月まで届け、不死の煙」「ピュアヒューリーズ ~ 心の在処」の10曲がサービス終了までに実装されました。

各楽曲には書き下ろしイラストがジャケット絵として割り当てられ、それらも楽曲の深みを増していたように思います。

以下が全楽曲のジャケット絵です。133曲ですね。

2、イベント

だいたい10日間で2日だけインターバルを挟みつついつも開催されていました。

各イベントで2つほど新規楽曲が追加され、新キャラと彼女に紐づいたイベントストーリーなども実装されていきました。すごいですよね。

イベントには単純にイベント対象楽曲とイベントポイント(音ゲーのプレイなどで獲得できる)の大小を競う「カグラ」、チャレンジカグラのアイテム獲得要素をガチャ形式にした「フォーチュンカグラ」、競争要素なしでミッションクリアによるアイテムの獲得のみに特化した「ミッションカグラ」の三種類がありました。

イベントは毎回欠かさずやってできる限り報酬を獲得したり、上位3000位には必ず入るようにしていました(受験もあったのでさすがにランカーにはなれなかった)。

イベントの回数が増えるごとに、イベントストーリーが新キャラを中心に据えたものになったり(初期のイベントストーリーは新規キャラが全く出てこないことがあった)、特殊な一枚絵を出してキャラの特別な衣装を示したり(Live2Dでキャラが動いていたのでどうしても衣装替えなどの表現が難しかった)、といった風にイベントが洗練されていき、新しいイベント形態である「ダイミタマ討伐」といったものも追加されました。

このイベントはポイントを稼いでボスを倒して報酬をもらうといった形態でした。ボスは倒すごとに体力が増していったので、やりごたえがありましたね。

サービス終了が夏頃発表された後、サービス終了までのスケジュールが発表されましたが、イベントの規模や間隔は衰えることなく、むしろ最後にすべてを詰め込む形での開催を行っていただきました。

新キャラ・新楽曲の怒涛の追加、密度や報酬を高めたイベント、メインストーリーの追加などが続き、サービス終了直前まで飽きることなくゲームを楽しむことができたと思います。

3、システム

東方ダンマクカグラは、イベントを除けば「キャラの育成」「音楽ゲームのプレイ」「メインストーリーの進行」が三つの柱でした。

ガチャを引いてキャラの「ミタマカード」を獲得し、各種アイテムでそれを強化し、ミタマカード5枚とヒロイン(これも別途獲得し強化する)2人をチームとして組み合わせ、音楽ゲームに挑むという感じでした。

ミタマカードやヒロインにはスキルがあり、組み合わせを工夫して高いスコアを狙うといった仕組みです。この要素はかなり考えがいがあって面白かったです。

また、カードとヒロインを組み合わせたチームを用いて、一定時間放置することでメインストーリー進行のためのアイテムを獲得できる「おでかけ」というシステムもありました。これもカードのスキルなどで所要時間や獲得アイテム量が違ってくるので、工夫が必要でした。

また、異なるヒロインをペアにして音ゲーやおでかけをすると、親密度が高まっていき、一定数値を超えると彼女たちのショートストーリーを見ることもできました。時間がなくすべて見ることはできなかったのですが、細かいところまで作りこまれているなと実感しました。

メインストーリーは、前半が「崩壊した幻想郷の復興」、後半が「幻想郷の住民の贋物の謎」といった内容で、ハコニワとよばれる幻想郷をおでかけで得た素材を用いて復興していく形で進行していきました。

おでかけの仕様上完走にかなり時間がかかりましたが、音ゲーの仕様などもストーリーにうまくリンクさせていて見ごたえのあるものでした。

ストーリークリア後の幻想郷

オフライン版の製作決定

そんな感じでスマホゲームとしての東方ダンマクカグラは確かにサービス終了してしまいました。もう二度とプレイすることはできないでしょう。

しかし!「ダンマクカグラをなくしたくない!」というファンの熱意に応えた運営が、PCを対象ハードとした「オフライン版」つまり「スタンドアロン版」の製作をダンマク祭中に発表しました。名前は「東方ダンマクカグラ ファンタジア・ロスト」です。

その場でティザームービーが公開され、崩壊した幻想郷に佇む霊夢と彼女に語り掛ける紫と思しき人物の声にファンは騒然となりました。

製作が実現すればサ終の心配なくいつまでもダンマクがプレイし続けられるというわけです。製作発表の後早速クラウドファンディング企画が立ち上がり、開始後怒涛の勢いで入金がありました。

camp-fire.jp

一定金額入れるとリターンがあるとは言え、とんでもない勢いで入金額は増加し、12/08現在94651054円、参加者3327人という規模となっています。これは目標金額1500万円の600%を超える値であり、現在ストレッチゴール挑戦中となっています。

1億2000万円を達成した場合Switch版の製作を決定するらしいです。また、150万円の出資をすると実装楽曲を自由に選べるそうです。現在3人の出資者がいますね。石油王かな?

そんなわけで、スマホ版のサービスは終了してしまったのですが、ダンマクカグラという存在は不滅であり、近い将来必ず復活するのです。あの楽曲たち、そしてあの幻想郷にもう一度会えるその時を楽しみにしたいと思います。

おわりに

UECアドベントカレンダー初参加の一年生ですが、12/11というなんとも渋い枠をもらいました。アドベントって誕生という意味らしいですね。真っ先に思い浮かぶのは龍騎の「アドベントカード」なんですが(12/23のライダー冬映画に龍騎が出るぞ!)。

何かしら技術的なことを書きたかったのですが、ネタと時間がありませんでした(中間テストとかレポートとか)。バイトしながら中間テストを捌くのは難易度高すぎなんや、、、。なので、今年の部誌に書こうとして(字数的に)書けなかったダンカグの話をしました。

来年は何かしら技術的なことを書きたいな~と思いつつ、ここらで筆を置こうかな、と思います。

これからはMMAの先輩方の記事が上がっていくと思うので、そちらもぜひ読んでください。きっと面白いと思います。

ではまた、新しい世界で。